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細胞遺伝学的完全寛解とは、後述の細胞遺伝学的検査により骨髄細胞を調べて、白血病に特有の異常遺伝子が見つからなくなった状態のこと。

細胞遺伝学的検査とは、20〜100個の骨髄細胞のうち、何個(何%)が白血病細胞であるかを調べる検査です。この検査で、白血病に特有の異常染色体をもつ白血病細胞をみつけることができなくなった状態を「細胞遺伝学的完全寛解」といい、これが白血病治療の血液学的完全寛解後の次の目標となります。

細胞遺伝学的完全寛解の次の検査の方法としては次の2つがあります。

細胞遺伝学的検査の方法 anchor.png Edit

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Gバンド法 anchor.png Edit

骨髄細胞を特殊な方法で染色して、染色体を顕微鏡下で調べる検査法。
Gバンド法は、判定までに日数がかかることや、細胞分析数に限りがあるといった短所があります。

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FISH法 anchor.png Edit

目的とする遺伝子に蛍光色素による印をつけ、色の変化をもとに、異常細胞を見つけだす検査法。
FISH法は、迅速に判定でき、末梢血による検査も可能です。 

ただし、FISH法においても、その検出レベルは数10〜100個の細胞から1個を見つける程度にとどまるため、さらに検出レベルの高い検査で治療効果を評価する場合には、分子遺伝学的検査が用いられます。

分子遺伝学的検査によっても白血病細胞が検出されなくなった状態を分子遺伝学的完全寛解といい、細胞遺伝学的完全寛解を得られた後の究極の治療目標となります。



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Last-modified: 2008-06-10 (Tue) 02:25:15 (JST) (80d) by Harry